俳句会 IN蕉
会員全句集


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誠作
2026年度
狭き庭あじさいさつき競い合う
あじさいに惹かれ訪ねる明月院
雨水を受けてあじさい地に撓う
つゆ浴びてあじさい枝にかたつむり
梅雨晴だ掃除洗濯布団干し
川またぎ集まり泳ぐ鯉のぼり
ビザなくも黄砂勝手に日本に来る
庭の隅落ちたむかごが芽吹き出す
渡り鳥国情知らず北へ行く
孫一人祖父母が競うランドセル
春雨に新芽元気に伸びにけり
バス停で鼻歌待ちに花吹雪
満開で頑張り桜倒れけり
野蕗摘み春を運んで鍋に入れ
塀越しの隣の桜と花見酒




2025年度
蓬摘み草餅作りもみじ手も
梢から鶯鳴くもまだまばら
高齢の耳まで届く揚げ雲雀
親堪えた故里能登に春来たり
虎杖を小時期思い口にする
河津咲き染井つぼみで待つ桜
春節に日本を避ける蟻の群
白梅に競い輝く夏みかん
初場所や君が代歌う安青錦
冷や水や米研ぎ辛く無洗米
平潟を後に澪行く太公望
除夜の鐘かがり火集う称名寺
若水で清め迎える初日の出
粥食べて散歩で出会う仏の座
老二人淋しく暮れる三日目
秋深しすすきブタ草すみ分ける
片吹に集う子等の臼の音
街路樹の落葉風うけバレリーナ
廃屋の庭に寒梅主いずこ
早逝の子話しかける冬の星
鎌倉道もみじの中に富士が見え
落ち葉ふみ秋が盛りの鎌倉道
松茸が出る山に熊が出る
リスナーの送る動画で紅葉狩り
霜月になっても半袖小学生






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