横浜かたぶき俳句会

第175回定例句会

2月21日 土曜日

午後14時から 

当季雑詠      5句

   事務局 渡邉雄蕉 


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2026年1月定例句会第174回
本栖湖の年賀ネッシーダイヤモンド 雄蕉
飛ぶ鳥も燃やすか空に初茜 弘棋
火の気無きドアを開ければシクラメン
寒き夜や餅を入れたるポトフ食ぶ ヒサ
獅子頭玄関におわし客を待つ
買い初めのパンの香りに包まれて あきこ
初春や老いの歩幅で浮世旅 啓子
初場所や力余りて砂を噛む 五郎
初夢の思ひ出せぬや齢かな きょうこ
平潟を後に澪行く太公望 誠作
冬麗の放つ大気の美味さかな あやこ
整いし庭先に立つ淑気かな あやこ
年賀状スマホ動画で届きけり ヒサ
白米をゆるり噛みしむ四日かな
初夢や世界はひとつ欠片散る 雄蕉
初富士の峰すっぽりと大鳥居 弘棋
除夜の鐘鎮守の森の砂利の音
冬の夜の読書に孤独癒さるる ヒサ
朝朗け早足の吾子息白く
街の灯を見渡す寺の除夜の鐘 あきこ
ひい婆はひい孫達にお年玉 啓子
六十余年の暮らし終えたり去年今年 五郎
初春や一歩の確かさ杖の音 きょうこ
除夜の鐘かがり火集う称名寺 誠作
新春の光束ねし巫女の髪 あやこ
昭和百年超ゆる朝の寒卵 五郎
大方は足りて満足老いの春 啓子
アマテラス伊勢の首相の長勤務 雄蕉
篝火の爆ぜし静寂や除夜詣 弘棋
押されても譲れぬ願ひ初薬師
年新た今年の一句短冊に ヒサ
柚子風呂や心と躰ぽかぽかと
降りしきる落葉を踏めば森の音 あきこ
大いなる山静まりて熊眠る 啓子
新しき句帳開きし三日かな きょうこ
ユニセフの見つめる瞳師走来る 五郎
地吹雪を味方に走るバスツアー きょうこ
若水で清め迎える初日の出 誠作
故郷に母在りし日の芋の餅 あやこ
おせちにも我が家の顔も色もあり きょうこ
風もなく物音もせず霜の庭 あきこ
手の平の冬を温める和菓子店 雄蕉
三万の日をつなぎ来て去年今年 啓子
元旦や今年のナマズ正一位 雄蕉
親見つむ目にはきらりと成人日 弘棋
ほろ酔ひの飲む手を止めし除夜の鐘
実南天小鳥の餌となりにけり ヒサ
テニスボール孫と打ち合う二日かな
渾身の力を溜めて冬木立 あきこ
着ぶくれて格別重き日記果つ 五郎
粥食べて散歩で出会う仏の座 誠作
めでたさを賽の目に切る雑煮餅 あやこ
老二人淋しく暮れる三日目 誠作
初雪はふわりふわりと舞いにけり
心待つ友の賀状に知る安否 弘棋


watanabe yusho 2017.1